和名 蛋白石
モース硬度6
石言葉 思いやり
【秘めた力】
オパールとは、古くから魔術的な力を持つ宝石として、希望や幸せを招く御守として重宝されてきました。水晶と同じ成分が水分を含んだ状態で固化したものです。その歴史は古く、紀元前からインドで使われていた言葉(サンスクリット語)のウパラ(貴重な石)が起源となり、その後にラテン語で宝石を意味するオパルスになったと言われています。
【解説】
オパールには大きく分けて2つの種類があり、1つは遊色(虹色彩光)効果(プレイオブカラー)を示すプレシャスオパールで、綺麗な虹のように見えます。もう一つは、不透明で遊色効果の無いコモンオパール(ポッチオパール)といいます。一般的には遊色を持つものがオパールとして有名ですが、中世のヨーロッパではその特徴である遊色が、心変わりに通じることから、悪魔の石として嫌われたとされます。また遊色を持たないコモンオパールは、様々な色調があり、イエロー、グリーン オレンジ、無色(ゼリー)ブルーなどがあります。また湿度によって透明度が変化する特徴があることから神秘のオパールとも呼ばれ特に欧米で人気が高いとされています。主に、ホワイトオパール・ブラックオパール・ウォーターオパール・ボルダーオパール・ライトオパール・ファイアーオパールなどがあり、最もポピュラーなのは、ホワイトオパールで、主にオーストラリアを中心にして世界各国で産出されています。特に希少価値が高いブラックオパールは、オーストラリアのニューサウス・ウェールズ州北部の、ライトニング・リッジでのみ産出します。オパールは水分を含んでいるため、乾燥に弱くひび割れを生じやすく
また、熱や衝撃にも十分注意が必要です。
【浄化法】
浄化は月光・お香 水晶クラスターにのせる
|